歳をとっても旅が好き

海外ひとり旅の記録?いや記憶かな

トルコからギリシア、イタリアへひとり旅(2018年) <56> まだ30日目 EuRoma2で優雅にショッピング?!

<30日目ー2

2018年 6月12日 火曜日 ローマ 晴れ 暑い

 

<ショッピングモール「EuRoma2」に着いたが・・・

 

ようやくローマで一番大きいと言われるショッピングモール、「EuRoma2」に着いた。
ネットなどでは、殆どの人は車で行くところらしく、地下には大きな駐車場があり、沢山の車が駐車している。
クリストーフォロ・コロンボ通り(Via Cristoforo Colombo)にあるバス停から行くと、正面の入口が何処か分からず、仕方なく駐車場3番の入口から入る。

地下に下がるスロープを歩きながら、通りの名前の「クリストーフォロ・コロンボ」って何処か聞いたことあるなぁと思っていたら、そうだ!これってアメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスのことじゃないか!!って気が付いた。

ショッピングモールの入口。でも駐車場のかな。

モールの建物は3階建てで、フロアの配置は、吹き抜けの空間を挟んで井桁の型になってい居る。室内のデザインはアラブ風?で金ピカの装飾だ。

この旅行では、良くショッピングモールに行く。トルコのイスタンブールでもギリシアのアテネでも行った。どちらもメトロの駅から近かったが、このローマが一番遠いかな。
アテネでは日曜日に行ったので、入っているテナント店舗は殆どが閉まっていた。
しかしどこのモールも、作りは殆ど同じで、どこも金ピカの装飾だ。でも、その画一性が、時としてホッとするんだよね。
ここならある程度清潔で、便座のあるトイレも、ファストフード店もある。いろいろ思いめぐらせずに居られる。長い旅行の合間に、気遣いせずに居られる場所や時間て、私には必要なのかもしれない。

最初に入った2階は、衣類や靴の店、携帯ショップ。3階は家電量販店とフードコートだ。此処には昔、中田英寿もいたセリエAの強豪チーム「AS Roma」のオフィシャルショップもあるはずだ。
1階にはスーパーマーケットが併設されている。

内は金ピカ、アラブ風、

良く言えばゴージャスな内装

早速中を見て回る。
イタリアの店で特徴的なのは、こういうモールなどでは、日本では衣料品のお店は圧倒的に女性ものが多いが、イタリアでは負けずに男性のファッションのお店が多い。
取り敢えずひと通り見たので、3階の「AS Roma 」のオフィシャルショップに行ってみる。

店内には定番のユニフォームのレプリカや、ティーシャツ、タオル、マフラー、色々な小物類が並んでいる。
私の見間違いでなければ、ユニフォームのレプリカは何と100€を超えていた。私は残り少ない財布の中身を考えて、6月の暑い最中だが、手頃な価格のマフラーを買う。18€(約2,430円)。
店員さんは南半球の国から来たのだろうと思ったかな(笑)。

 

昼食を摂ろうと3階に上がって、色々な店を見る。良く分からない具材の巻物など、寿司らしい?店もあるが、殆どはパニーニなどの店だ。
私が入ったのは、やっぱりいつものマクドナルド。しかもメニューも、いつも食べるダブルチーズバーガー、ポテトとコーヒー。
店員のいるカウンターの背面に貼られた、セットメニューの番号を言ってオーダーするだけだ。4€(約540円)。
しかし今度はただの「コーヒー」ではなく、「アメリカンコーヒー」と言った。

これは南イタリアのバーリBariで入ったマクドナルドで、何も指定せずただ「コーヒー」と注文したら、なんとエスプレッソ・コーヒーが出て来たのだ。しかも薬の試供品かと見間違える様な、カップの底に僅かしか入っていない量の少なさに衝撃を受けたからだ。

 

 

その後、お土産用に、娘たちに女性者のTシャツや、孫娘用のTシャツを買って、最後に一階のスーパーマーケットで近所の人に渡すチョコレートなどを買う。
息子のお嫁さんから頼まれて探していたスパゲッティのソースは、缶詰以外見当たらない。やっぱり本場の人は、そこまで横着しないってことかな。

スーパーマーケットのレジは、日本のスーパーとは全く違う。
買った商品は、お客自身がカートから出して、3,4m先のレジ台まで繋がったベルトコンベアーの上に載せる。載せ終わると、前後の客の商品と混ざらない様に、三角の文鎮の様な棒を商品の後ろに載せて待つ。
白衣を着てレジの前に座った中年のレジ係の女性は、前の客の支払いが終わると、やおら手元のスイッチを押して商品の載ったベルトコンベアーを動かし、自分の前まで商品の山を運ぶ仕組みだ。それからやおら商品をバーコードリーダーに通して行く。
支払いはカードか現金の様だ。

前に並んだ老夫婦は大きなカート2台分を買っていて、だいぶ時間が掛かった。
待っている間、視界が暗くなって、立ち眩みの様に頭がフラついた。これは困ったなぁと思って下を向いていたら、何とか治った。最近多い。

館内をお土産探しで歩き廻った。
お土産は、渡す相手の好みやサイズなどを想像しながら探すので、自分の興味で街を歩き廻っているより遥かに疲れる。
手に沢山の袋を下げて、またバスとメトロを乗り継いでホテルまで戻って来た。

18:30ホテルを出て、前のミラッツォ通り(VIA Milazzo)を隔てて反対側にあるインド人がやっている店に入る。
インディカ米の細長いご飯に、肉の煮込みを掛けた料理と、生野菜、500mlのペットボトルの水で、9€(約1,210円)。決して安く無い。左程美味しくも無い。しかしお腹はいっぱいになった。

テルミニ駅横のスーパーマーケットCoopに行く。お土産にと目論んでいた小瓶のバルサミコ酢は品切れになっていた。早く買っておけばよかったなぁ。

本当にお土産探しは大変だ。今日は今までで一番気苦労の多い日だった。