歳をとっても旅が好き

海外ひとり旅の記録?いや記憶かな

インドネシア・ジャワ島ひとり旅(2017年) <33> まだまだ13日目 歴史地区からジャカルタの今へ!!

<13日目ー3> 

2017年 3月5日 日曜日 ジャカルタ 晴れ。

ジャカルタのバタビア時代の旧市街コタ地区を歩いたら、歴史の街とスラム街という二つの側面を見た。

<ジャカルタのブロックMに行ってみる>
帰りは見張り塔前で食事中のバジャイ(オート三輪車)を見つけて、バスウェイのkota駅までお願いした。RP30,000(約255円)。

バジャイ(オート三輪車)に乗る

コタ駅周辺

始発なので座って、今度はバスウェイで「M1」路線の反対側の終点「ブロックM」(Blok M)に行ってみることにする。
来るバスはワニタ(Wanita 女性)専用バスもあり、何台もやり過ごす。漸く来たバスは、目論見に反してあっという間に満員になり、座れない。
12:00頃サリナの前を通るが、もう歩行者天国はやっていなかった。
満員で立って居るが、後ろの男がずっと携帯電話で喋っている。バス内での携帯電話の通話も違法では無いが、普段は誰もしないので余計耳障りで、思わず「うるさいな!」と怒鳴りたくなったが、自重した。

ブロックMで降りる。此処は巨大なショッピング施設の集まる、現代的な繁華街だ。
バスウェイの駅からは一旦地下に降りて、通路を通って地上のショッピングモールに出ていくが、その通路の中は延々と続くローカル色の強いモールで、小さな商店が所狭しと並んでいる。

最新のショッピングモール「パサラヤ PASARAYA」に入る前に、昼食にとバーガーキングに入ってチキンを注文する。齧りつくと中が半生だ。半分以上残す。食中毒が心配だ(笑)Rp.47,500.(約402円)
PASARAYAの上に上がってお土産を探すが、これはというものが無い。

日本から持って来たボールペンのインクが切れて描けないのを思い出し、エスカレーターに乗って上階の文房具売場に行ってみる。
カウンターの前に居たスラリとした美人の店員に、「サヤ チャリ プールペン Saya cari Pulpen. ボールペンの売り場は何処ですか。」と言うと、売り場まで案内してくれた。
ボールペンはインドネシア語では「pulpen(プールペン)」と言うらしいが、日本人がボールペンと言っても分かって貰えるようだ。
片言のインドネシア語で訊ねてしまったので、本場のインドネシア語で説明されるかなと心配だったが、黙って案内してくれて助かった。
英語で言おうとしたが、「ボールペン」って何て言うのか分からなかったのだ。

棚には同じ型の黒のボールペンが山の様に差し込んである。初め何故だか分からなかったが、傍に試し書き用の紙が束ねて吊下がっているのを見て、理解した。「Can I try this?」と聞く。店員は当然のように「Sure」と。

備え付けられたメモ紙を取って書いてみるが、インクが掠れて描けない。違うペンを取って試すが、これも描けない。見兼ねた店員が自分で何本も試すがどれも描けず、漸く何とか掛けるペンを見つけ、これなら大丈夫と言って差し出す。
書いてみるとペン先が引っかかる様で、筆跡も少し掠れている。日本でなら絶対買わないが、帰国時、成田空港のCustomsで申告書を書かないとならないので、これを買った。Rp.7,300(約61円)。


衣類の量販店「マタハリ」(Matahari)で、自分の明日着るティーシャツRp.119,900(約1,015円)と靴下Rp.31,900(約270円)を買う。
此処でもキャッシャーに列が出来ているのに、レジ店員を増やそうともせず、店員が客と長々と喋っている。
パサラヤPASARAYAは高級なデパートなので、漸く日本人らしい人を複数見かける。いずれも複数人で歩いていて、1人でいるのは私くらいだった。

<旅のストレスか、わがままな自分になりつつあるなぁ>
帰り掛けスターバックスを発見。
少し休んで行こうかなと入るが、注文のカウンターにいる先客の男性は長々と店員と話していて、埒があかない。面倒臭いと店を出てしまう。
ジャカルタに着いた当初は何も感じなかったこれらの仕草が、此処に来て急に腹立たしくなっている。
それをFacebookで書いたら、見た息子が、体験談から言えばそれはその国に慣れて来たからだと。もっと慣れれば何も感じなくなると。確かに正鵠を得ている。

お土産に頼まれたサンバル(Sambal)などの調味料は、これだけ探して無いのだから明日バスウェイの中から見つけたハルモニ(Harmoni)駅前のカルフールに行ってみようかと思って歩いていると、隣のブロックMスクェアの上にカルフールがあるのを見つけた。
入って店内を探すが分からないので、近くにいた女性の店員に、iPhoneで見本のサンバルの画像を見せて探して貰う。
調味料の他に紅茶(bulak tea)などを買う。Rp.161,950(約1,372円)。

お土産に買ったサンバルやソト・アヤムの素

またバスウェイで戻り、サリナ駅で降り、漸くホテルに戻って来た。
すると部屋が清掃されて居ない。朝使ったタオルもそのままだ。
レセプションに電話して、「My room do not be clean!」と言うと、悪びれた様子もなくこれからする様なことを言う。
帰ったばかりでシャワーも浴びたいので、新しいタオルと水を持って来てくれ、「fast please!」と言って電話を切る。
暫くするとボーイが来て、悪怯れる様子も無く、これから掃除してもいいですかみたいなことを言う。タオルと水を置いて、部屋のゴミだけ持って行って貰う。

ああ、相手の態度の悪さばかり言って仕舞うが、これじゃ自分も十分にわがままで横柄な奴だなぁ。

最後の夜の夕食は、ホテルのレストランでナシゴレンとアボガドジュースだ。Rp.100,000(約847円)。

最後の夕食はナシゴレンとアボガドジュース