歳をとっても旅が好き

海外ひとり旅の記録?いや記憶かな

インドネシア・ジャワ島ひとり旅(2017年) <34> 14日目 旅の終わり。

<14日目> 

2017年 3月6日 月曜日 ジャカルタ 曇り 暑い。
朝9:45で既に29度.だが、時々ポツポツしているので、もう直ぐ雨かな。気温は31度。


昨日はジャカルタの旧市街コタ地区から、最新のショッピング街「ブロックM」を歩いて来た。今日はいよいよジャワ島旅行の最後の日だ。

<最後の最後にモナスに行ってみるが・・・>

部屋で荷物をまとめて居ると、昨日していなかったルームクリーニングのノック。
「Please,later」と後にして貰う。
11:00前にチェックアウト。追加の支払いは無い。
「Could you keep my baggage?」と言ってレセプションreceptionで荷物を預ける。

サリナからバスウェイで、モナス(MONAS 独立記念塔)に行ってみる。
Monumen Nasional駅で下車。ムルデカ広場(Lapangan Merdeka)の広大な敷地に沿って歩く。柵越しに園内を覗くと、昨日の人出と違って月曜は空いている、やっぱり名所は穴場を狙わなきゃと思いながら正面入り口まで来た。

門が閉まっている。あれっ⁈ 嫌な予感に苛まれながら、手前で写真を撮っていた親子連れに聞いたら、残念そうな顔で、月曜日は「close⁈」なんだと。
えッ〜‼︎ close⁈ やっぱり名所は人が行く時に行かなきゃ、かなぁ(笑)
道理で人が少ないと思ったよ。

休園日で、門の閉じたムルデカ広場(Lapangan Merdeka)

木の間からモナスにお別れを

再びサリナに戻り、デパート一階のマクドナルドでダブルチーズバーガーを食べる。ここの方がホテルよりWi-Fiの感度が良い。サリナデパートの上で、ティーシャツ二枚Rp.320,000(約2,710円)、地下のスーパーでコーヒー3袋 Rp.121,470(約1,030円)を買う。

ホテルに戻り荷物を取ると、「Could you call a taxi for me?」と言ってタクシーを呼んで貰う。折良く来たインドネシアで評判の良いブルーバードのタクシーで、バンダラ・スカルノ・ハッタ空港(Pelabuhan Udara Internasional Sukarno Hatta)へ向かう。
途中渋滞(Macet  traffic jam)もあるが、約1時間。この間、25歳の運転手はずっと日本で働きたいと言っていた。でも日本でもワーキングビザが必要だよと話す。
RP150,000(約1,270円)。チップRP50,000(約432円)。
タクシー代は、ジャカルタに到着した日に乗ったエアポートタクシーRp.300,000の半額だった。

<バンダラ・スカルノ・ハッタ空港で>
空港のビルに入ると、日本でならチェックインカウンターが並んでいるが見当たらない。傍にいた人に聞くと、あのセキュリティチェックの中だと。
先にセキュリティチェックで、全ての荷物を通して空港ビルの中に入る。そういえば、インドでもそうだった。ひとり旅の旅行も暫らくぶりで、どうかしてる。

セキュリティチェックを通って中に入るとチェックインカウンターが並んでいるが、JALのカウンターはまだ閉まっていた。まだ16:30だ。ベンチに座って待つ。若者や、家族連れのグループは、床に座っている。

JALのカウンターはまだ閉まったまま

インドネシアの人は普通に床に座っている

18:00になると、奥からジルバブを被った女性職員たちが出てきて、カウンターの前に一列に並んだ。全員インドネシアの人たちだ。上役の様な年配の女性が、突然「satu、dua、tiga!(1、2、3!)」と号令を掛けるので、何が始まったかと思うと、「今回は日本航空をご利用頂き、ありがとうございました。お待たせしました。」と全員が日本語で唱和するのだ。

ビックリした。こんなのどこでも見たことがない。素晴らしいというより、日本人として赤面する。こんなことをさせるのはどんな感性なんだろう。むしろあざとさの様なものさえ感じられる。

漸くcheck in開始。
またしても欧米人の女性が、2つしかないエコノミーのカウンターをそれぞれ占拠して10分以上経つ。あんな唱和をさせる位なら、カウンターをもう一つ開けたらどうなんだ。

ようやく私もcheck in出来た。
イミグレーションを通って、ゲートD7に向かう。途中のコンビニでコーヒーを買う。しかしゲートD7に行く手前で、また手荷物検査がある。みんなが大急ぎでペットボトルの水を飲み干して、入口のゴミ箱に容器を捨てている。仕方なく私もまだ口を付けただけのコーヒーを捨てる。

手荷物検査を過ぎるとベンチが並んでいる。
「ロティO」(Roti O)があり、ロティ(Roti パン)とカプチーノを頼む。「ロティO」は、ソロの駅で火傷しそうになったカプチーノを買ったチェーン店だ。
RP12,500(約106円)と30,000(約254円)。
今度は慎重に口をつけて、食べて飲んで待っていると、トイレに行きたくなる。
通って来たばかりの手荷物検査を逆行してトイレに行かなければならないのかなぁと思っていると、職員が通り掛かったので、「デ マナ ウェイセイ Di mana WC? トイレは何処ですか?」と聞くと、手荷物検査の手前の通路を通ってD7の待合室に行けるので、そこにトイレがあるとインドネシア語で答えてくれた。指さした先で何となく理解できた。
早速通路を通って行くと、待合室があって、階段の下にトイレがあった。

待合室の天井はインドネシアの民家風だ

21:00頃搭乗開始。座席は52Gだ。
何故か分からないが、すこしの眩暈と吐き気がする。
離陸して機内食が出るが、フルーツ位しか食べられない。
今回の旅行では、疲れとも寝不足とも分からず、時々眩暈と吐き気が襲って来る。歳なんだろうか。
これで20数年ぶりのひとり旅、インドネシア・ジャワ島旅行が終わろうとしている。僅か2週間。あっという間のひとり旅だった。

機内は暗くなるが、なかなか眠れず、色々な映画を観てみるが、JALの映画はベトナム航空などに比べても、本数が少なく新作も少ないような気がした。

<帰 国>
3月7日 火曜日 曇り 寒い。
6:30、成田空港に到着。
寒い。早速ダウンジャケットを出して着る。
7:30 空港連絡バスに乗る。第2ターミナルが始発だが、乗客は私を入れて2名だけ。随分少ないなと思ったら、第1ターミナルでどっと乗って来た。