インドネシア・ジャワ島ひとり旅（2017年）　＜１２＞　まだまだ４日目　それでもジョグジャカルタの街を彷徨って。

＜４日目ー３＞　

2017年　2月24日　金曜日曇り、午後からスコール。31度。

王宮KARATONの北宮に来たが、暑さか疲労か体調が悪くなってきたので、急遽ベチャに乗ってタマン・サリ離宮TAMAN SARIに行くことになった。

＜タマンサリTAMAN SARIは、水の離宮だ＞
TAMAN SARIは水の離宮だ。
チケットカウンターでRp.15,000（約130円）でチケットを買う。
石作りの門を抜けると、小ぶりだが大小３つの池が有り、透明な水が湛えられている。今まで暑い中で過ごしたので、見るだけで気持ちが良い。多分昔の王様も同じだったのだろう、池の傍にある寝台の備えられた部屋から池が望める。
池の傍で、スマートフォンで自撮りをしていた2人連れのジルバブの女性に、「Could you take a picture for me?」とお願いすると、私のiPhoneに、暑さでぐったりした姿を撮ってくれた。

外に出で先ほどのベチャを捜しながら歩くと、他のベチャドライバーから次々に声が掛かるが、少し先であの年配のドライバーが心配そうに立って待っていた。
再びベチャに乗ってJL MARIOBOROに戻る。
バイクや車が行き交う道路を痩せた身体で一所懸命漕ぐが、少し登り坂になると途端に遅くなり、他のベチャに追い抜かれる。
JL MARIOBOROが見えて来たので、私がここらでOKと言うも、通じなかったのかブリンハルジュ市場（Pasar Beringharjo）前まで連れて行ってくれた。Rp.50,000を渡すと嬉しそうにしていた。

＜マリオボロ・モールでマクドナルドに＞
JL MARIOBOROを歩いて戻る。
昼時なのでマリオボロ・モールの中のマクドナルドに入る。
ダブルチーズバーガーとポテトとコーラのセットRp.42,500（約360円）とアクア（ペットボトルの水）Rp9,000（約75円）を頼む。
店内はジルバブを被った女性客が多い。もしかするとムスリムの多い国なので、今日金曜日は休日か、半日勤務(授業)なのかも知れない。
折角なのでモールの中を上の階までエスカレーターに乗って上がってみた。色々なブランドのショップや、ローカルのお店が入っていて此処が最終滞在地ならお土産探しに最適だ。

＜安宿街で安いツアーを探すが・・・＞
またJL MALIOBOROに出て、今度は北に向かってホテル・インナガルーダ（Inna Garuda）まで歩く。ホテル前がトランス・ジョグジャ(バスウェイ)の駅だ。
大きなホテルの建物が正面に見える敷地に入って、すぐ右側にガイドブックなどに日本円の両替レートが良いと書かれていた両替所がある。両替しようとするが、パスポートが必要だと。今日は持って出ていない。仕方なく帰る。しかも今日両替しようと思ったのは米ドルだった（笑）

通りを歩いていると風が出てきた。道の塵や木の葉が舞って、屋台のビニール天井が波打っている。スコールの前兆の様だ。ホテルに帰ることにするが、降り出すまで間に合うだろうか。
そう思いながらも、ホテルのあるJL dagenより一本駅寄りの安宿街で、旅行代理店もあるJL Sosrowijayanを歩いて帰ることにする。
此処で安いブロモ山へのツアーが無いか見て回る。しかし13:30という時間帯のせいか、通りにバックパッカー風の人達の姿は無い。旅行会社の店先にも各種ツアーの記載が書き出されているが、どれも普通の混載Tourの様だ。
色々眺めながら、結局ホテルまで戻って来てしまった。

なんとか降り出す前にホテルに戻ることが出来た。
着くとコーヒーが飲みたくなり、ホテルのダイニングの横に「illy」と描かれたカウンターがあるので、カプチーノを頼む。
「take away, please.」と言ったら、お盆の上にソーサー付きの普通のカップに入ったカプチーノが出て来た。えっ⁈と思っていると、何とその可愛い女性の店員がお盆に載せたまま部屋まで運んでくれた。

ここで「take away, please.」と言ったら、部屋まで運んでくれた。

大汗をかいてシャワーを浴びていると、外で雨粒が落ち始め、あっという間に大降りになった。白い雨脚が建物を叩いている。
少し休んでいると、16：00過ぎには雨が上がった。17：00になっても未だ明るい。明日は早いので夕食はまた下のレストランで、今日はナシゴレン（Nasi Goreng）を食べる。美味しい。
Rp.87,725（約745円）。部屋に付けず、現金で支払う。