歳をとっても旅が好き

海外ひとり旅の記録?いや記憶かな

インドネシア・ジャワ島ひとり旅(2017年) <2> 1日目 出発 成田からジャカルタへ 

<1日目ー1> 
2017年 2月21日 火曜日 成田空港


<出発>

朝3:40に起きる。寒い。
5:40、駅前から出る成田空港行きバスが出発。
乗客は10人ほど。外は未だ暗い。
昨日までの右後ろと違って、今朝は頭の左前がズキズキ痛む。

8:00 成田空港第2ターミナルに到着。
今回のフライトはJAL。これは貯まったマイレージで、特典航空券が使えたためだ。
自動チェックイン機でチェックインの後、手荷物カウンターでトランクを預ける。退職前は、国内の出張で飛行機で行くときはJALを使っていたので、JALの自動チェックイン機の操作には馴染みがあって助かる。

出発ロビーにある海外旅行保険のカウンターで、保険加入の手続きをする。
補償内容がセットになっているので、慌ただしい中、なかなか項目ごとに設定するのは難しい。結局セットで12,770円の保険に加入した。これって、クレジットカード付帯の保険の補償内容を見ながら、やはり事前に調べておいた方が良かったなぁ。

見送る人もいないので(笑)、そのままセーフティチェックを通る。
次いでEDカード(出入国カード)も書かないままイミグレーションを通り、途中でコーヒーと水を買って、搭乗口の81番ゲートで待つ。未だ8:58だ。

成田空港81番ゲートへ向かう。


10:30から搭乗開始。
機体はボーイング777。
席は、2列通路の真ん中の列の右端の「51G」。
10:55、定時にボーディングブリッジが外れて動き出す。そのまま出発するのかと思ったが、空港混雑のためとアナウンスがあり、タキシング後エンジンを吹かしたまま滑走路手前で待つ。
朝早かったせいか私がうたた寝をして、起きてもう上空かと思ったら、まだ飛んでいなかった(笑)。

ようやく離陸。久しぶりに国際線のJALだったが、機体が旧いのか振動や騒音が大きい。席が51Gで後方のせいかなぁ。
隣のワイシャツにチョッキを着た体格のよい日本人の青年は、ヘッドフォンをしながら脚を広げて寝ている。彼はジャカルタ(Jakarta)に着くまで一度もトイレに行って居ない。私は5,6回行ったのに。
年を取るとトイレが近くなるので、わざわざ機体後ろの席を選んでいるくらいだ。

<ジャカルタ スカルノ・ハッタ空港に到着>
JL725は定刻の現地時間16:50にジャカルタ(Jakarta)、スカルノ・ハッタ空港(Pelabuhan Udara Internasional Sukarno Hatta)に到着。
この空港は、従来使っていたジャカルタ市街の直ぐ南にあるハリム・ペルダナクスマ空港(IATAコードは「HLP」)が手狭になったので、1985年にジャカルタの北西、パッテン州タンゲラン(Tangerang)というところに新しく作られた空港だ。しかし隣接している西ジャカルタ市チェンカレン(Cengkareng)に近いため、IATAコードはチェンカレンから取った「CGK」になったらしいが。
その空港に無事到着した。

日本とインドネシア・ジャカルタの時差は―2時間。日本時間では18:50で、フライトは7時間55分だったが、飛び立つのが遅れたので7時間と少し位だ。

30日以内滞在の日本人観光客はヴィザ無しなので、アライバル・ヴィザを申請するスーツ姿のビジネスマンを尻目に、パスポートを出しただけでイミグレーションもすぐに通過。ED(出入国)カードも不要だ。
しかしバゲージクレイムでは、ベルトコンベアーにトランクが出て来ない。なにか仇を取られた様に、ヴィザ申請していて後から来たビジネスマンが次々と荷物をピックアップして行く中、私のトランクが出て来ない。
人もまばらになり、いよいよロストのことが頭を過ぎったころ、漸く流れて来た。
やっぱり早くチェックインした者は、ラゲッジが出て来るのは遅いと言うことだね。

これは機内で書いておいた税関申告書を出してカスタムを抜ける。
オープンエリアの手前にエアポートタクシーのカウンターがある。外は、夕刻なのでタクシーの乗り場は長蛇の列だろう。

スカルノ・ハッタ空港は、ジャカルタの市の中心部から西に約20Km離れている。
空港からジャカルタ市内へのアクセスは、事前に調べた情報ではタクシーやバスがあるらしい。タクシーはメーター制だが、そうでない場合もあると。またメーター制でも高速道路を使うと、その料金Rp13,500(?)(約115円)が別途プラスになる様だ。

バスは、空港から鉄道のガンビル駅Stasiun Gambir)までは、ダムリ社のリムジンバスが運行していて、Rp50,000(約423円)位で行けるらしい。私の今晩泊る予定のホテルはガンビル駅に近いのだが、荷物を持ったまま駅から歩いて行かれる距離なのか、またタクシーを使うことになるのかは分からない。
どれが得策なのだろう。

そう思いながら、エアポートタクシーのカウンターで、今日泊まる予定のホテル名と住所を書いたメモを見せて、「To this place. How much is it?」と聞いてみる。
するとRp300,000(約2,540円)だと。多分普通のタクシーより大分高いのだろうが、タクシー待ちの長蛇の列に並ばずに済む。「Highway fare included? 」(高速道路料金は込み?)と聞くと、そうだと。
申し込む。インドネシア・ルピアの現金でRp300,000を払うと、領収書を書いてくれる。

係の男性に案内されて、車の乗降で大混雑のバスやタクシー乗り場で、白いダイハツの車の後席に乗る。こちらではライセンスプレートで事業用と自家用の区別はないみたいなので、この車が事業用なのか否かは分からない。領収書には「Rental」と書いてある。運転手付きのレンタルと言う意味かな。

エアポートタクシーのレシート