<3日目ー1>
1999年 2月22日 月曜日 マドゥライ 晴れ
昨日19:30に、マドラス・エグモア(MADRAS EGMORE)を出発した。
<早朝のマドゥライ・ジャンクション駅(MADURAI Junction St.)に着く>
朝、6:05定刻に、終点のマドゥライ・ジャンクション駅(MADURAI Junction St.)に着いた。
列車が停まっていたのに気付かず寝ていて、車内を見回りに来た車掌に起こされる。慌てて荷物を持って、ホームに降り立った。まだ夢心地だ。
Waiting Roomで、手に持ったまま降りた荷物をサブザックに押し込む。
まずはRs.5(約18円)のcoffeeを飲んで休む。甘くて少しマサラっぽい風味がして、眠気が去らない身体に丁度いい。
この辺りはどのHotelも24時間制の様なので、チェックイン時間がチェックアウト時間になる。早朝のチェックアウトなど出来れば避けたいから、急いで街中に出ていく必要はない。多くの人がゆっくりと身支度を整えている。
隣に座ったサリー姿の老婦人が、自分の荷物を指して何か言っている。
マドゥライはTAMIL NADU州なのでタミール語なのか英語なのか聞き取れないが、多分荷物を見ていてくれと言っているのだと気付いて、「OK」と頷いて言った。老婦人は出かけて、暫らくして戻って来た。私も荷物を頼むというような仕草をして、トイレに行くことが出来た。
<ホテルに投宿、リコンファーム、両替、洗濯>
早朝の街に出て、歩き始める。駅前に停めたサイクルリキシャのワーラーから盛んに声がかかる。
駅前の広いWest Veli St.を渡り、一本裏道に入ってガイドブックで目星を付けていたHotel Supremeに行く。
Receptionで「Can I get a Room?」と聞くと、「OK」と。何泊かと聞かれたので「One night only」といったら、「FULL」だと断られた。
仕方ない。Receptionを抜け、そのまま裏道に出る。
この界隈は、安いくて小さなホテルが建ち並んでいる。裏道を南の方に歩き、次に行ったHotel Chentoorで泊まることが出来た。
8階建て位の、細くて高いビルだ。
その「303」号室は、ツインベッドの綺麗で清潔な部屋だった。
Rs.660(約2,310円)と少し値段も高い。内訳はA/CRs.550にLuxuary Taxが20%付いた値段。
「24 Hour Checkin、Checkout」だと。
AM7:05、水のシャワーを浴び、下着だけ着替えて洗濯をする。部屋に細紐を渡して、そこに干す。
いつも思うのだが、荷物はサブザックひとつなので身軽で良いが、その分持って行く荷物を制限したので、下着は1組しかない。途中上手くランドリーに出せれば良いが、そうでない時は前回のインド旅行の様に、新しく買うか、洗濯物が乾くまでルンギー姿で部屋に籠るしかない。
人心地着いたのでReceptionに行って、帰国便のリコンファーム、次の目的地カニャークマリ(KANYAKUMARI)までのバスチケット、それにMoney Changeは何処で出来るかを聞く。
Receptionの人は、階下に入っているtravel Agent「Chentoor Travels」に行けと言うので、行って両替を申し込む。
パスポートのコピーを取るので預かりたいと言うが、変な細工をされても困るのでコピー屋まで同行する。そこに電話があるので、借りて電話するが、まだエア・ランカ(Air・Lanka)航空のOfficeが開いていない様で、出ない。
パスポートのコピーや電話代でRs.35(約123円)。
Travel Agentでの両替は、トラヴェラーズチェック$100でRs.4060。
$1=Rs.40.6。$1=¥130円とすると、Rs.1=3.2円くらいか。
カニャークマリ行きのDirect BUSは22:00しかないと。朝発はDirect BUSが無いらしい。明日か?と聞くので、どうせなら今晩にしてくれと言う。
今回の旅行が、全行程で8日間しかないので、どうしても先へ先へと急いて仕舞うなぁ。
BUSのチケッ代Rs.250(約875円)。
次いで、外に出て電話屋(STD)に行き、トリヴァンドラム(Trivandrum)のエア・ランカ(Air・Lanka)航空Officeに電話するが、また出ない。Rs.6(約21円)。
ではとチェンナイ(Chennai)のOfficeに電話してみると、今度はようやくつながった。電話に出た女性に、2月26日のTrivandrum to Colomboと Colombo to Naritaの2便のReconfirmを依頼する。
「I’d like to reconfirm my flight.」と言って便名を伝えようとするが、電話のかかった部署が担当と違うのか、私の発音が悪いのか、なかなか理解されず長電話になって仕舞ったが、なんとかReconfirm出来た。電話代は、Rs.28(約98円)。
朝から慣れない英語で悪戦苦闘したので、お腹が空いた。
洋風の朝食が美味しいとガイドブックに出ていた「Ruby Restaurant」 を探して行ってみる。
店は泊っているホテルのある路地の先に見つかった。
沢山の観葉植物に囲まれた屋外のTableで、トースト、Coffee、チキンマサラの朝食を食べる。癖のない味で、美味しい。Rs.120(約420円)。