<3日目と4日目ー1>
2024年7月25日 木曜日 ジョホールバル 晴れ 最高34℃ 最低25℃。
<3日目 ジョホールEduCityで優雅な足マッサージ>
ホテルで朝食。昨日スーパーマーケットで買ったパンとハム。冷凍マンゴー入りのヨーグルトを食べる。
12:00過ぎ、店先にアーケードの様な軒廊(コンロウ)の続いたショップハウスの2階にある、何故か日本名の「足の道」という名前の店で足マッサージを受ける。
60分。気持ち良い。
ここは新興の学園都市で、住所はジョホール州のISKANDAR という場所らしい。
14:00、昼食。ルウロウハンの様な、肉と目玉焼きが載ったご飯を食べる。マレーシアのご飯は、同じような料理が多いが、食べやすく美味しい。
ファミリーマートで久しぶりにアメリカン・コーヒーを買って飲む。RM2(約68円)。夕飯はメキシカン料理。またみんなでビールで乾杯。
<4日目―1 襲い来る旅の洗礼(笑)・クレジットカード編>
EduCityのホテルで朝食。昨日スーパーで買ったパンとハム。冷凍マンゴー入りのヨーグルト。
iPhoneでメールを見ていたら、突然、「至急ご確認ください。このたび、第三者による不正利用の可能性があるお取引を検知したため、本会員様のクレジットカードのご利用を一時停止しました。」というメールが、2件続けて着信しているのを発見した。
6,040円の不正利用が検知されたらしい。
次いで、24時間以内に内容を確認し、「本会員様よりカード会社宛てに連絡をお願いします」とある。
このテンポよく畳みかけるような不幸のメールは、マッサージして毎晩飲んだくれて、すっかり性根の抜けた頭に冷水を浴びせてくれた。
またか?!海外に出てカードを使うと、必ず何かしらのしっぺ返しが来る。
6年前、トルコのイスタンブールのホテルで同じようなメールが来て、泊まっているホテルの明日の宿泊予約が取り消されましたと告げられた。
実はこのホテルは、最初の1泊は航空券と一緒にHISで取った予約で、翌日の分は追加でBooking.comで予約した分だった。そこに登録してある航空系のクレジットカードで、やはり不正利用が検知され利用が停止されたため、カードから料金の引き落としが出来なかったのだ。
その時は、ホテルのレセプションで、翌日の支払いは現金でするからと口頭で説明して事なきを得た。
しかし、また起きたのかぁ。
どこかで使ったとき、スキミングなどされているのだろう。前回は航空系クレジットカード、今回の通信系クレジットカードでもあった。そのたび、あとで新規にカードを作り替えなければならなかった。
しかも今回のこのクレジットカードは、日本で公共料金などの引き落としに使うメインカードとして使っているので、カードを再発行したらまた手続きが大変だなぁとさらに落胆した。
また、クレジットカード会社へ連絡しようにも、今回の旅行用にスマホに入れたeSIMは、データ専用で、通話が付いていない。
友人や身内なら、LineやWhatsAppなどのWeb上のアプリで通話が出来そうだが、流石にカードを不正利用された当人がカード会社に連絡する方法としては、いかにも怪しくないか?もともとそんなアプリでの通話を、どのような手順でカード会社と始められるのかまるで分からない。
つまり連絡しようにも、連絡が出来ないのだ。でもとにかく、カード使用が止められてくれたので、この後の不正利用が食い止められて一安心だ。
でも娘が、「お父さん、マレーシアに来てそのカード使った?」と聞く。
えっ?
そう言えば、まだ1度も使って無い。ならばこのカードがスキミングされる筈がない。
じゃあ、この不正利用とされた6,040円は何なんだ?
娘がさらに、お父さん、昨日アゴダで帰りのKLIAの、トランジットホテル予約したって言ってたけど。
そうだ!!そのお金が落ちたのかもしれない。
慌ててiPhoneで、アゴダのアプリから7月31日に予約した「Capsule Transit Sleep Lounge KLIA T1」の予約票を確認すると、料金が6,040円だった。ああ、この金額だった!!これが昨日引き落とされたんだ!!
不正利用じゃなかったので、ホッと一息するが、日本のクレジットカード会社に連絡できないので、「利用停止」状態は解除できない。
つまりマレーシアにいる間中、このクレジットカードは使えないということだ。
更に娘に、もう1枚持ってきている航空系のクレジットカードは、使っちゃだめだよと。これも利用停止になったら、あとは現金しか無くなっちゃうよときつく言われる。
<Grabでジョホールバルへ移動>
EduCityのホテルを引き払って、娘、娘婿、孫、私のみんなで、ジョホールバルの中心部にGrabで移動する。
Grabは、いま東南アジアで一番一般的な配車サービスだ。タクシーも一般のドライバーの車も呼べるらしいが、普通はタクシーより安い一般ドライバーの車を呼んで、タクシーの様に目的地まで乗せて行ってもらう。
スマートフォンのGrabアプリで行きたい場所を入力すると、付近にいるGrabの契約ドライバーが値段を入れて応札してくる。その中から、車の大きさや値段を見て依頼者が選ぶと、待ち合わせ場所に迎えに来てくれる。
支払いはタクシーの様に降車の際支払うか、あらかじめアプリにクレジットカードを登録しておけば、そこから自動的に落ちる様になっている。
タクシーに比べて安く、行く先を現地の言葉で告げる必要がなく、値段の交渉もないので、安心、簡単、便利なのだ。
以前は、トゥクトゥクやバイタクが旅行者の足だったが、どうも今ではGrabに替わっているらしく、私もマレーシアに来て、急いでiPhoneにアプリを入れている。
しかし、その利用の簡単なやり方すら分からず、私はまだ使ったことがない。
ジョホールバル(Johor Bahr)は、マレーシア南部のジョホール州の州都だ。人口は50万人以上、マレーシアではクアラルンプールに次いで2番目に大きな都市。ジョホール水道を挟んでシンガポールが直ぐ目の前だ。
「Johor Bahru」とは、マレー語で新しい(Bahru)ジョホールの意味で、中国語の地図表記では「新山」と書くらしい。
Grabタクシーは、見渡す限りアブラヤシ油椰子の畑の間を、高速道路で移動中だ。