<14日目>
2018年 5月27日 日曜日 アテネは今日も晴れ、暑い。
<日曜日にアテネのショッピングモールMETRO MALLに行ってみる>
朝からお腹の具合が良くない。お腹が渋い。
トイレに2回行く。もう9:40なので、お腹も空いて来た。外に出ようと思うが、またトイレに行きたくなる。
昨晩も蚊が出て、眠れなかった。羽音が煩いので起きて電気をつけると、壁に止まっている。叩いて潰すと、白い壁に血がべっとり着く。こんなに吸われていたのかと思う。
やれやれと思って寝ると、また羽音がする。また起きる。この繰り返しで、夜が寝られない。
此処は部屋の掃除などで昼間窓を開けているので、いくらでも蚊が入って来ているのだろう。シャワールームの排水孔からは蟻の様な虫が這い出してくる。
10:00 出かけようとすると、レセプションのおばあさんがランドリーが出来ていると。
袋を受け取って、もう一度部屋に置きに行くと、部屋では窓を開け放して女性従業員が掃除している。
ホテルを出ようとすると、入れ違いに、日本人みたいな親子らしい女性2人がリュックサックを背負ってホテルの入口を入っていった。ここは蚊が多いですよと言ってやりたかったが、要らぬおせっかいなので止めた。
日曜日はどの店も閉まっている。
観光地に近いので、いつものCAFE VENETIは開いていたが、人でいっぱいだ。
マフィンとカプチーノを頼む。5.5€(約740円)。
なかなか来ない。注文を忘れたかなと思いはじめたころ、持って来た。
モナスティラキ(Monastiraki)駅でメトロLine1に乗り、シンタグマ駅Syntagma)の構内でメトロLine2に乗り換えようと歩いていたら、クレジットカードのPINコードを読取る様な小型の端末を持った、白いシャツにパンツ姿の若い女性に呼び止められた。一瞬怪しい人かと思い無視して行き過ぎ様としたら、首から下げたライセンスカードを見せ、チケットを見せて下さいと言われた。
あー、これが有名な検札かと思い、ポケットの中の「5days ticket」を見せると、それを端末に当ててチェック。OKらしくそのまま返してくれた。
ガイドブックでは、切符は入口の刻印機で刻印しないと無賃乗車とみなされ、運賃の60倍の罰金を取られることになると書いてあった。
ピレウスの、メトロの切符売り場の窓口で、延々と待って買った甲斐があった(笑)
メトロLine2のアギオス・デミトリオス(Agios Dimitrios)駅で下車。駅前にあるアテネ・メトロモール(Athens Metro Mall)に来た。アテネ市の南の郊外にあたる。此処でハンバーガーか、あればKFCの様なチキンを食べたかった。
しかし入るなり、異変に気付いた。お客が少ない。数人いるのだが、普通のショッピングモールはこんなものではないだろう。しかし入口は開いているし、ロビーにも照明が点いている。しかし人がおらず、開いている店も少ない。
そうか、今日は日曜日だ!!ショッピングモール自体は開店中だが、此処に入っているテナントの個々の店が日曜日はcloseなんだ。
土日だから客を見込んで店を開ける日本と、観光立国でも土日だからお休みのギリシア。習慣とは恐ろしいものだ。
それにしても腹具合が悪い。モールのトイレに行った。しかも立ちくらみの様に目の前の視野が狭くなって、頭がフラフラする。ここで食事をと考えたが、帰ろう。
<次々と旅の難問が>
ホテルに戻って、部屋で寝ている。
トイレに行くが、全く下っているわけでもないが、まだ腹が渋い。
いま14:30だ。
16:30過ぎ。
ホテルからオモニア(monia)広場へ向けて上がった、昨日「ほうれん草のパイSpinach Pie」を買ったタベルナに来た。此処は市場のすぐ近くで、地元の人向けの店が開いている。
グリーク・サラダを食べる。
胡瓜やトマトの生野菜にオリーブオイルが掛かって、大きなフェタチーズ(やぎのチーズ)が乗っている。
この他にギロピタ(Gyro Pitta)も頼んでしまった。ギロピタは、ケバブの様な焼いた肉片(ギロス)を、ピタというパンに挟んだ、ギリシアのファストフードだ。
合計9.5€(約1,280円)。
このところ野菜も摂れていなかった。お腹の具合が治ると良いが。
明日はオリンピアに向けて出発だ。
ギロピタは流石に食べ切れないので、take awayにして包んで貰った。
いま一番心配なのは、健康面もあるが、5月30日に予定されているギリシアのゼネストだ。
私のイタリアへのフェリーは5月31日出発で、これが一番の問題。
次いでオリンピアからパトラへの移動を計画している 、5/30のバスの運行だ。
これが止まったら、フェリーに乗る当日にバス移動するしかない。フェリーは17:00出発、2時間前のチェックイン、間に合うかな。
それもフェリーが無事運行しての話だ。
お腹の具合が治らず、結局持ち帰ったギロピタはもったいないが捨ててしまった。